PostgreSQL: INSERT INTO ... SELECT ...で別のテーブルからデータを挿入
PostgreSQLで複数のレコードを一度に挿入する方法
方法1:INSERT INTO文を複数回実行する
INSERT INTO テーブル名 (列名1, 列名2, ...) VALUES (値1, 値2, ...);
INSERT INTO テーブル名 (列名1, 列名2, ...) VALUES (値1, 値2, ...);
...
この方法はシンプルですが、レコード数が多い場合、実行に時間がかかってしまうことがあります。
方法2:VALUES句に複数のレコードを指定する
VALUES句に複数のレコードをカンマ区切りで指定することで、一度に複数のレコードを挿入することができます。
INSERT INTO テーブル名 (列名1, 列名2, ...) VALUES
(値1, 値2, ...),
(値1, 値2, ...),
...;
この方法は、レコード数が少ない場合に有効です。
方法3:COPYコマンドを使用する
COPYコマンドを使用すると、ファイルからデータを直接テーブルに挿入することができます。
COPY テーブル名 (列名1, 列名2, ...) FROM ファイル名;
この方法は、大量のデータを効率的に挿入したい場合に有効です。
方法4:INSERT INTO ... SELECT ...を使用する
SELECT文で取得した結果を、INSERT INTO文でテーブルに挿入することができます。
INSERT INTO テーブル名 (列名1, 列名2, ...)
SELECT 列名1, 列名2, ...
FROM 別テーブル名;
この方法は、別のテーブルからデータをコピーしたい場合に有効です。
補足
- 上記の例では、列名をすべて指定していますが、一部の列のみを指定することも可能です。
- VALUES句にNULL値を指定したい場合は、NULLを指定します。
- COPYコマンドを使用する場合は、ファイル形式とデータ形式を正しく指定する必要があります。
- INSERT INTO ... SELECT ...を使用する場合は、SELECT文で取得した列の順序と、テーブルの列の順序が一致している必要があります。
INSERT INTO テーブル名 (列名1, 列名2, ...) VALUES ('値1', '値2', ...);
INSERT INTO テーブル名 (列名1, 列名2, ...) VALUES ('値1', '値2', ...);
...
例:
INSERT INTO employees (name, age, department) VALUES ('山田太郎', 30, '営業部');
INSERT INTO employees (name, age, department) VALUES ('佐藤花子', 25, '人事部');
INSERT INTO テーブル名 (列名1, 列名2, ...) VALUES
('値1', '値2', ...),
('値1', '値2', ...),
...;
INSERT INTO employees (name, age, department) VALUES
('山田太郎', 30, '営業部'),
('佐藤花子', 25, '人事部'),
('田中一郎', 40, '開発部');
COPY テーブル名 (列名1, 列名2, ...) FROM ファイル名;
COPY employees (name, age, department) FROM 'employees.csv';
INSERT INTO テーブル名 (列名1, 列名2, ...)
SELECT 列名1, 列名2, ...
FROM 別テーブル名;
INSERT INTO employees (name, age, department)
SELECT name, age, department
FROM departments;
PostgreSQLで複数のレコードを一度に挿入するその他の方法
UNLOADコマンドを使用すると、テーブルデータをファイルに書き出すことができます。書き出したファイルを編集して、新しいレコードを追加してから、COPYコマンドを使用してテーブルに再読み込みすることができます。
方法6:PL/pgSQLを使用する
PL/pgSQLを使用して、ループ処理などを記述することで、複数のレコードを挿入することができます。
方法7:外部ツールを使用する
pgloaderやsqlldrなどの外部ツールを使用して、複数のレコードを挿入することができます。
補足
- 上記の方法を使用する場合は、それぞれの方法の詳細な使用方法を調べてください。
- PL/pgSQLや外部ツールを使用する場合は、PostgreSQLに関する知識が必要となります。
注意事項
- 複数のレコードを一度に挿入する場合は、データの整合性に注意する必要があります。
postgresql sql-insert multiple-records