シェルやWebアプリでPL/pgSQLコードを実行：自由度の高い5つのアプローチ

2024-07-02

PostgreSQL で PL/pgSQL コードを実行する方法（関数を作成せずに）

psql の DO コマンドを使用する

最も簡単な方法は、psql の DO コマンドを使用することです。このコマンドを使用すると、PL/pgSQL コードブロックを直接実行できます。

DO $$
BEGIN
  -- PL/pgSQL コードを記述する
END;
$$;

匿名コードブロックを使用する

PL/pgSQL コードを直接 DO コマンド内に記述することもできます。

DO
BEGIN
  -- PL/pgSQL コードを記述する
END;

pg_execute_proc 関数を使用して、PL/pgSQL コードを実行することもできます。この関数は、PL/pgSQL コードを含む文字列と、オプションのパラメータリストを引数として取ります。

SELECT pg_execute_proc('
  BEGIN
    -- PL/pgSQL コードを記述する
  END;
', NULL);

PostgreSQL ドライバを使用する

プログラミング言語によっては、PostgreSQL ドライバを使用して PL/pgSQL コードを実行できます。ドライバの使用方法については、ドキュメントを参照してください。

注意事項

上記の方法で PL/pgSQL コードを実行する場合、コード内にエラーがあると、PostgreSQL からエラーメッセージが返されます。
関数を作成せずに PL/pgSQL コードを実行すると、コードのパフォーマンスが低下する可能性があります。頻繁に実行するコードの場合は、関数を作成することをお勧めします。

PostgreSQL で PL/pgSQL コードを実行するサンプルコード

この例では、psql の DO コマンドを使用して、現在のデータベースのすべてのテーブルの名前を出力する PL/pgSQL コードを実行します。

DO $$
BEGIN
  FOR table_name IN
    SELECT tablename
    FROM pg_catalog.pg_tables
  LOOP
    RAISE NOTICE 'テーブル名: %', table_name;
  END LOOP;
END;
$$;

この例では、匿名コードブロックを使用して、1 から 10 までの数をループし、それぞれの数をコンソールに出力する PL/pgSQL コードを実行します。

DO
BEGIN
  FOR i IN 1..10 LOOP
    RAISE NOTICE '%', i;
  END LOOP;
END;

pg_execute_proc 関数を使用する

この例では、pg_execute_proc 関数を使用して、現在のユーザーの名前を出力する PL/pgSQL コードを実行します。

SELECT pg_execute_proc('
  SELECT current_user;
', NULL);

import psycopg2

connection = psycopg2.connect(dbname="mydatabase", user="myuser", password="mypassword")
cursor = connection.cursor()

cursor.execute("DO $$ BEGIN FOR table_name IN SELECT tablename FROM pg_catalog.pg_tables LOOP RAISE NOTICE 'テーブル名: %', table_name; END LOOP; END; $$")

for row in cursor:
  print(row[0])

connection.close()

上記はほんの一例です。 PL/pgSQL コードを実行する方法は他にもたくさんあります。詳細については、PostgreSQL のドキュメントを参照してください。