【Mac】Ruby on RailsでPostgreSQLを使うには?インストールから基本操作まで徹底解説

2024-05-20

Ruby on Rails、PostgreSQL、RubyGems における "Impossible to Install PG gem on my mac with Mavericks" 問題の解決策

原因: この問題は、いくつかの要因が考えられます。

  • Homebrew のインストール: Homebrew を使用して PostgreSQL をインストールしている場合、Homebrew 独自のバージョンがインストールされ、RubyGems と互換性が無い可能性があります。
  • 古い PostgreSQL バージョン: 古いバージョンの PostgreSQL を使用している場合、RubyGems と互換性が無い可能性があります。
  • Xcode Command Line Tools のインストール: Xcode Command Line Tools がインストールされていない場合、必要な開発ツールが不足している可能性があります。

解決策: 以下の手順で問題を解決できます。

Homebrew のアンインストール (Homebrew を使用して PostgreSQL をインストールしている場合)

brew uninstall postgresql

PostgreSQL の再インストール

xcode-select -p
sudo installer -pkg /Applications/Xcode.app/Contents/Developer/Packages/Xcode_Command_Line_Tools.pkg
sudo apt-get install postgresql-client postgresql-server libpq-dev

RubyGems の再インストール

sudo gem install pg

PostgreSQL サーバの起動

sudo launchctl load /Library/LaunchDaemons/org.postgresql.postgresql.plist
sudo launchctl start org.postgresql.postgresql
psql -U postgres

Rails アプリケーションの再起動

問題の解決

上記の手順を実行することで、"pg" Gem のインストールと Rails アプリケーションの実行に問題が解決されるはずです。

補足:

  • PostgreSQL のインストールには、Homebrew 以外にも様々な方法があります。詳細は PostgreSQL 公式ドキュメントを参照してください。
  • Rails アプリケーションの起動時にエラーが発生する場合は、エラーメッセージを確認して適切な対応を行ってください。

    注意事項:

    • 上記の手順を実行する前に、必ずバックアップを取っておいてください。
    • コマンドを実行する際は、管理者権限 (sudo) が必要になる場合があります。
    • 問題が解決しない場合は、専門家に相談することをお勧めします。



    Ruby on Rails で PostgreSQL を使用するサンプルコード

    Gemfile の編集

    source 'https://rubygems.org'
    
    gem 'pg'
    

    モデルの作成

    rails generate model Post title:string body:text
    

    マイグレーションの実行

    rails db:migrate
    

    コントローラーの作成

    rails generate controller Posts
    
    class PostsController < ApplicationController
      def index
        @posts = Post.all
      end
    
      def show
        @post = Post.find(params[:id])
      end
    
      def new
        @post = Post.new
      end
    
      def create
        @post = Post.new(post_params)
    
        if @post.save
          redirect_to @post
        else
          render :new
        end
      end
    
      def edit
        @post = Post.find(params[:id])
      end
    
      def update
        @post = Post.find(params[:id])
    
        if @post.update(post_params)
          redirect_to @post
        else
          render :edit
        end
      end
    
      def destroy
        @post = Post.find(params[:id])
        @post.destroy
    
        redirect_to posts_url
      end
    
      private
    
      def post_params
        params.require(:post).permit(:title, :body)
      end
    end
    

    ビューの作成

    # index.html.erb
    <h1>記事一覧</h1>
    
    <ul>
      <% @posts.each do |post| %>
        <li><%= link_to post.title, post_path(post) %></li>
      <% end %>
    </ul>
    
    <%= link_to '新規記事の作成', new_post_path %>
    
    # show.html.erb
    <h1><%= @post.title %></h1>
    
    <p><%= @post.body %></p>
    
    <%= link_to '編集', edit_post_path(@post) %>
    <%= link_to '削除', post_path(@post), method: :delete, data: { confirm: '本当に削除しますか?' } %>
    
    # new.html.erb
    <h1>新規記事の作成</h1>
    
    <%= form_with model: @post do |form| %>
      <div class="field">
        <%= form.label :title %>
        <%= form.text_field :title %>
      </div>
    
      <div class="field">
        <%= form.label :body %>
        <%= form.text_area :body %>
      </div>
    
      <div class="actions">
        <%= form.submit '作成' %>
      </div>
    <% end %>
    
    # edit.html.erb
    <h1>記事の編集</h1>
    
    <%= form_with model: @post do |form| %>
      <div class="field">
        <%= form.label :title %>
        <%= form.text_field :title %>
      </div>
    
      <div class="field">
        <%= form.label :body %>
        <%= form.text_area :body %>
      </div>
    
      <div class="actions">
        <%= form.submit '更新' %>
      </div>
    <% end %>
    

    サーバーの起動

    rails server
    

    ブラウザでアクセス

    http://localhost:3000/posts

    このコードは、記事の CRUD 操作 (作成、読み取り、更新、削除) の基本的な例です。実際のアプリケーションでは、さらに多くの機能を追加する必要があります。

    :

    • このコードは、Ruby on Rails 6.1 と PostgreSQL 12 を使用しています。
    • モデル、コントローラー、ビューのコードは、アプリケーションの要件に応じて変更する必要があります。



    Ruby on Rails で PostgreSQL をインストールするその他の方法

    Postgres.app を使用する方法

    • ダウンロードしてインストールするだけで、PostgreSQL サーバとクライアントツールを簡単にインストールできます。
    • この方法は、Homebrew に慣れていない場合や、コマンドラインでの操作に抵抗がある場合に有効です。

    公式パッケージを使用する方法

    • PostgreSQL の公式ウェブサイトから、Mac OS X 向けのインストーラーをダウンロードできます。
    • この方法は、Homebrew 以外の方法で PostgreSQL をインストールしたい場合に有効です。

    ソースコードからコンパイルする方法

    • PostgreSQL のソースコードをダウンロードして、コンパイルすることもできます。
    • この方法は、高度なカスタマイズが必要な場合や、最新のバージョンの PostgreSQL を使用したい場合に有効です。
    • 上記の方法で PostgreSQL をインストールする場合は、RubyGems のインストールも必要です。
    • PostgreSQL サーバを起動するには、sudo launchctl load /Library/LaunchDaemons/org.postgresql.postgresql.plistsudo launchctl start org.postgresql.postgresql のコマンドを実行する必要があります。

      上記以外にも、様々な方法で Ruby on Rails で PostgreSQL をインストールすることができます。ご自身の環境や好みに合わせて、最適な方法を選択してください。


      ruby-on-rails postgresql rubygems


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