チームで開発する際のSQLコーディングスタイル
SQLキーワードは大文字にするべき?
大文字にする利点:
- 読みやすさ: 特に長いクエリでは、キーワードが目立ち、理解しやすくなります。
- 一貫性: 多くのスタイルガイドでは、大文字の使用を推奨しています。
- データベースによっては必要: 古いデータベースでは、大文字小文字を区別する場合があります。
- 書き込み量が増える: 小文字よりも時間がかかります。
- 見慣れない: 小文字に慣れている人にとっては、読みづらく感じる場合があります。
大文字:
SELECT
*
FROM
EMPLOYEES
WHERE
DEPARTMENT = 'SALES'
select
*
from
employees
where
department = 'sales'
どちらのコードも正しく動作しますが、大文字の方が読みやすく、理解しやすい場合があります。
その他の考慮事項
- 多くのSQLツールは、自動的に大文字に変換してくれます。
- チームで開発する場合は、一貫性のあるスタイルガイドに従うことが重要です。
SQLキーワードは大文字にする必要はありませんが、いくつかの利点があります。最終的には、個人の好みやプロジェクトのスタイルガイドに従うのがベストです。
SQLキーワードを大文字にする以外の方法
インデントは、コードの構造を明確にするのに役立ちます。一般的には、各レベルのインデントに2つのスペースを使用します。
例:
SELECT
*
FROM
EMPLOYEES
WHERE
DEPARTMENT = 'SALES'
空白は、コードの要素を区別するのに役立ちます。キーワード、関数名、比較演算子などの周囲に空白を挿入することをお勧めします。
SELECT *
FROM EMPLOYEES
WHERE DEPARTMENT = 'SALES'
コメントは、コードを説明し、理解を助けるのに役立ちます。重要なクエリや複雑なコードには、必ずコメントを追加するようにしましょう。
-- このクエリは、営業部の従業員のみを取得します。
SELECT *
FROM EMPLOYEES
WHERE DEPARTMENT = 'SALES'
SQLキーワードを大文字にする以外にも、コードの可読性を向上させる方法はいくつかあります。上記のヒントを参考に、読みやすく、理解しやすいコードを書くようにしましょう。
sql coding-style capitalization