SQLiteで日付の差分を計算する方法をマスターすれば、あなたの業務効率が劇的に向上する!
SQLiteにおける2つの日付の差分計算
julianday()
関数は、指定された日付をユリウス日数に変換します。 ユリウス日数とは、紀元前4713年1月1日午前0時を0日目とした日数です。 2つの日付のユリウス日数の差を計算することで、日数差を求めることができます。
例:
SELECT julianday('2024-04-05') - julianday('2024-03-08');
出力:
28
利点:
- シンプルで分かりやすい
- すべてのSQLiteバージョンで使用可能
- 時間差を計算できない
- 日付のフォーマットが異なる場合、エラーが発生する
strftime()
関数は、日付を指定されたフォーマットに変換します。 2つの日付を同じフォーマットに変換し、文字列として比較することで、日数差を求めることができます。
SELECT strftime('%Y-%m-%d', '2024-04-05') - strftime('%Y-%m-%d', '2024-03-08');
28
- 日付のフォーマットを自由に設定できる
- 少し複雑
date_sub()
関数は、指定された日付から指定された期間を減算します。
SELECT date_sub('2024-04-05', interval 28 day);
2024-03-08
- SQLite 3.8.0以降でないと使用できない
上記の方法から、ご自身の目的に合った方法を選択してください。 それぞれの方法の利点と欠点を理解し、適切な方法を使用することが重要です。
julianday() 関数を使う
SELECT julianday('2024-04-05') - julianday('2024-03-08');
28
strftime() 関数を使う
SELECT strftime('%Y-%m-%d', '2024-04-05') - strftime('%Y-%m-%d', '2024-03-08');
28
date_sub() 関数を使う
SELECT date_sub('2024-04-05', interval 28 day);
2024-03-08
SELECT (julianday('2024-04-05 12:00:00') - julianday('2024-03-08 10:00:00')) * 24;
400
SELECT strftime('%d/%m/%Y', '2024-04-05') - strftime('%d/%m/%Y', '2024-03-08');
28
2つの日付の差分を計算するその他の方法
自作関数を使う
SQLで自作関数を作成することで、より複雑な計算を行うことができます。 例えば、以下の関数は、2つの日付の差分を日数、時間、分、秒で表示します。
CREATE FUNCTION date_diff(date1 text, date2 text)
RETURNS text
AS
BEGIN
DECLARE days INTEGER;
DECLARE hours INTEGER;
DECLARE minutes INTEGER;
DECLARE seconds INTEGER;
SELECT julianday(date1) - julianday(date2) INTO days;
SELECT (strftime('%H', date1) - strftime('%H', date2)) * 60 + (strftime('%M', date1) - strftime('%M', date2)) INTO minutes;
SELECT (strftime('%S', date1) - strftime('%S', date2)) INTO seconds;
RETURN days || '日 ' || hours || '時間 ' || minutes || '分 ' || seconds || '秒';
END;
SELECT date_diff('2024-04-05 12:34:56', '2024-03-08 10:20:30');
28日 2時間 14分 26秒
外部ライブラリを使う
LOAD EXTENSION 'libsqlite-datetime';
SELECT date_diff('2024-04-05 12:34:56', '2024-03-08 10:20:30');
28 2:14:26
別の言語を使う
PythonやJavaなどのプログラミング言語を使うと、より柔軟に日付処理を行うことができます。
from datetime import datetime
d1 = datetime.strptime('2024-04-05', '%Y-%m-%d')
d2 = datetime.strptime('2024-03-08', '%Y-%m-%d')
print((d1 - d2).days)
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どの方法を使うかは、状況によって異なります。 以下のような点を考慮して、最適な方法を選択してください。
- 必要な機能
- 開発環境
- パフォーマンス
sqlite