Oracle SQLでスキーマ内のすべてのテーブルをリストアップする代替方法
Oracle SQLでスキーマ内のすべてのテーブルをリストアップする方法
Oracle SQLで特定のスキーマ内のすべてのテーブルをリストアップするには、以下のSQL文を使用します。
SELECT table_name
FROM user_tables;
それぞれの要素の説明:
SELECT table_name
: 必要な列(テーブル名)を指定します。FROM user_tables
: 現在のユーザーがアクセス可能なすべてのテーブルの情報を取得するためのビューを指定します。
例:
もしユーザー名がHR
であれば、HR
スキーマ内のすべてのテーブルをリストアップするには次のようにします。
SELECT table_name
FROM HR.user_tables;
注意:
user_tables
は現在のユーザーがアクセス可能なテーブルのみを返します。他のスキーマのテーブルをリストアップするには、適切な権限が必要です。all_tables
はデータベース内のすべてのテーブルを返します。ただし、すべてのテーブルに対する権限が必要です。
例1: 現在のユーザーのスキーマ内のすべてのテーブルをリストアップ
SELECT table_name
FROM user_tables;
SELECT table_name
FROM schema_name.user_tables;
SELECT table_name
FROM HR.user_tables;
schema_name
: 対象のスキーマ名を指定します。
user_tablesビューの使用
最も一般的な方法です。このビューは、現在のユーザーがアクセス可能なすべてのテーブルの情報を提供します。
SELECT table_name
FROM user_tables;
SELECT table_name
FROM all_tables;
このビューは、データベース管理者(DBA)がアクセスできるすべてのテーブルの情報を提供します。
SELECT table_name
FROM dba_tables;
動的SQLの使用
動的SQLを使用することで、実行時にスキーマ名を指定することができます。
DECLARE
v_schema_name VARCHAR2(30) := 'HR';
v_sql_stmt VARCHAR2(200);
BEGIN
v_sql_stmt := 'SELECT table_name FROM ' || v_schema_name || '.user_tables';
EXECUTE IMMEDIATE v_sql_stmt;
END;
PL/SQLパッケージの使用
PL/SQLパッケージを作成して、テーブル一覧を取得する関数を定義することもできます。
CREATE OR REPLACE PACKAGE schema_utils IS
FUNCTION get_table_names (p_schema_name IN VARCHAR2)
RETURN VARCHAR2;
END schema_utils;
CREATE OR REPLACE PACKAGE BODY schema_utils IS
FUNCTION get_table_names (p_schema_name IN VARCHAR2)
RETURN VARCHAR2 IS
v_result VARCHAR2(4000);
BEGIN
FOR c IN (SELECT table_name FROM p_schema_name.user_tables) LOOP
v_result := v_result || c.table_name || ', ';
END LOOP;
RETURN RTRIM(v_result, ', ');
END get_table_names;
END schema_utils;
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