SQL ServerとPostgreSQLで日付差計算を使いこなす

2024-04-23

SQL Server と PostgreSQL には、DATEDIFF() 関数を使用して、2 つの日付間の差を計算する機能があります。この関数は、年、月、週、日などの単位で日付差を返すことができます。

使用例

SQL Server

SELECT DATEDIFF(day, '2020-01-01', '2024-04-22') AS days_diff;

このクエリは、2020年1月1日から2024年4月22日までの日数を計算し、days_diff という名前の列に結果を出力します。結果は 1597 となります。

PostgreSQL

SELECT DATEDIFF(day, '2020-01-01', '2024-04-22');

このクエリは、SQL Server の例と同じように日付差を計算し、結果を単一の行で出力します。結果は 1597 となります。

単位

DATEDIFF() 関数は、以下の単位で日付差を計算することができます。

  • day: 日数
  • month: 月数
  • year: 年数
  • week: 週数
  • hour: 時間数
  • minute: 分数
  • second: 秒数

SELECT DATEDIFF(month, '2020-01-01', '2024-04-22') AS months_diff;

注意事項

  • DATEDIFF() 関数は、2つの日付の順序を考慮しません。つまり、DATEDIFF(day, '2024-04-22', '2020-01-01')-1597 となります。
  • DATEDIFF() 関数は、日付の精度がミリ秒までであることを前提としています。ミリ秒よりも精度の高い日付差を計算する場合は、EXTRACT() 関数と組み合わせて使用する必要があります。

DATEDIFF() 関数は、SQL Server と PostgreSQL で日付差を計算する際に役立つ機能です。この関数は、年、月、週、日などの単位で日付差を計算することができます。

日付差を計算する際には、単位を正しく指定し、日付の順序に注意することが重要です。




-- 年齢計算
SELECT DATEDIFF(YEAR, GETDATE(), '1990-01-01') AS age;

-- 特定の期間の日数
SELECT DATEDIFF(DAY, '2022-01-01', '2022-12-31') AS days_in_2022;

-- 特定の期間の月数
SELECT DATEDIFF(MONTH, '2021-01-01', '2022-01-01') AS months_in_2021;

-- 特定の期間の週数
SELECT DATEDIFF(WEEK, '2020-01-01', '2020-12-31') AS weeks_in_2020;

-- 特定の期間の時間数
SELECT DATEDIFF(HOUR, '2023-04-22 10:00:00', '2023-04-22 15:00:00') AS hours_in_5_hours;

-- 特定の期間の分数
SELECT DATEDIFF(MINUTE, '2023-04-22 10:00:00', '2023-04-22 10:15:00') AS minutes_in_15_minutes;

-- 特定の期間の秒数
SELECT DATEDIFF(SECOND, '2023-04-22 10:00:00', '2023-04-22 10:00:01') AS seconds_in_1_second;
-- 年齢計算
SELECT DATEDIFF(year, current_date, '1990-01-01') AS age;

-- 特定の期間の日数
SELECT DATEDIFF(day, '2022-01-01', '2022-12-31') AS days_in_2022;

-- 特定の期間の月数
SELECT DATEDIFF(month, '2021-01-01', '2022-01-01') AS months_in_2021;

-- 特定の期間の週数
SELECT DATEDIFF(week, '2020-01-01', '2020-12-31') AS weeks_in_2020;

-- 特定の期間の時間数
SELECT DATEDIFF(hour, '2023-04-22 10:00:00', '2023-04-22 15:00:00') AS hours_in_5_hours;

-- 特定の期間の分数
SELECT DATEDIFF(minute, '2023-04-22 10:00:00', '2023-04-22 10:15:00') AS minutes_in_15_minutes;

-- 特定の期間の秒数
SELECT DATEDIFF(second, '2023-04-22 10:00:00', '2023-04-22 10:00:01') AS seconds_in_1_second;

説明

  • 各サンプルコードは、それぞれのデータベースシステムで実行できます。
  • DATEDIFF() 関数の引数は、以下の通りです。
    • interval: 日付差を計算する単位 (例: day, month, year, week, hour, minute, second)
    • start_date: 開始日
    • end_date: 終了日
  • 各サンプルコードは、コメント付きで記述されています。

注意事項

  • 上記のサンプルコードは、あくまでも例示であり、実際の用途に合わせて変更する必要があります。
  • 日付差を計算する際には、日付の形式や精度に注意する必要があります。
  • 日付操作に関するその他の関数は、以下のドキュメントを参照してください。



SQL Server と PostgreSQL で日付差を計算するその他の方法

DATEDIFF() 関数以外にも、SQL Server と PostgreSQL で日付差を計算する方法があります。以下に、いくつかの方法をご紹介します。

方法 1: 引き算

最も基本的な方法は、2つの日付を直接引き算することです。この方法は、日数のみを計算する場合に有効です。

SELECT '2024-04-22' - '2020-01-01';
SELECT '2024-04-22' - '2020-01-01';

方法 2: EXTRACT 関数

EXTRACT() 関数を使用して、2つの日付の差から特定の単位 (年、月、週、日、時、分、秒) を抽出することができます。

SELECT DATEDIFF(DAY, '2020-01-01', '2024-04-22') AS days_diff;

SELECT EXTRACT(YEAR FROM '2024-04-22') - EXTRACT(YEAR FROM '2020-01-01') AS years_diff;
SELECT EXTRACT(MONTH FROM '2024-04-22') - EXTRACT(MONTH FROM '2020-01-01') AS months_diff;
SELECT EXTRACT(WEEK FROM '2024-04-22') - EXTRACT(WEEK FROM '2020-01-01') AS weeks_diff;

このクエリは、DATEDIFF() 関数を使用して日数を計算し、EXTRACT() 関数を使用して年数、月数、週数を個別に計算します。

SELECT DATEDIFF(day, '2020-01-01', '2024-04-22') AS days_diff;

SELECT EXTRACT(YEAR FROM '2024-04-22') - EXTRACT(YEAR FROM '2020-01-01') AS years_diff;
SELECT EXTRACT(MONTH FROM '2024-04-22') - EXTRACT(MONTH FROM '2020-01-01') AS months_diff;
SELECT EXTRACT(WEEK FROM '2024-04-22') - EXTRACT(WEEK FROM '2020-01-01') AS weeks_diff;

方法 3: BETWEEN キーワード

BETWEEN キーワードを使用して、2つの日付の範囲内に該当する日付を抽出することができます。この方法は、期間内の日付数をカウントする場合に有効です。

SELECT COUNT(*) AS days_in_range
FROM YourTable
WHERE YourDateColumn BETWEEN '2020-01-01' AND '2024-04-22';

このクエリは、YourTable テーブルの YourDateColumn 列において、2020年1月1日から2024年4月22日までの日付の数をカウントします。

SELECT COUNT(*) AS days_in_range
FROM YourTable
WHERE YourDateColumn BETWEEN '2020-01-01' AND '2024-04-22';

このクエリは、SQL Server の例と同じように日付の数をカウントします。

  • 特定のニーズに合った方法を選択してください。

sql-server postgresql date


T-SQLスクリプトを使ってSQL Serverのデフォルト制約を削除する方法

sys. default_constraints ビューには、すべてのデフォルト制約に関する情報が含まれています。このビューを使用して、制約の名前とテーブル名を取得し、ALTER TABLE ステートメントで削除することができます。方法 2:INFORMATION_SCHEMA ビューを使用する...


sp_helpconstraintプロシージャを使って制約の存在を確認する

情報スキーマビューは、データベースに関するメタデータへのアクセスを提供します。制約の存在を確認するには、以下の2つのビューを使用できます。sys. check_constraints - テーブルのチェック制約に関する情報を表示します。これらのビューを使用して、制約が存在するかどうかを確認するには、以下のクエリを実行します。...


テーブル値関数の威力を引き出す!SQL Serverで変数を操るテクニック

SQL Serverにおいて、テーブル値関数は、1行以上のデータを返すことができる特殊な種類の関数です。これは、複数の行を返すクエリ結果を、あたかも単一のテーブルであるかのように扱えるようにするため、非常に便利です。テーブル値関数内で変数を宣言することは、関数の処理をより柔軟かつ効率的に行うために役立ちます。このチュートリアルでは、SQL Serverでテーブル値関数の変数を宣言する方法について、分かりやすく説明します。...


PostgreSQLでUPDATE FROM構文を使って複数の行を更新する方法

これは、特定の条件に一致する行を更新する最も一般的な方法です。例えば、usersテーブルのage列を20歳以上の人に全て30に更新するには、次のようなクエリを使用します。この構文は、別のテーブルからデータを取得して、そのデータに基づいて行を更新するために使用できます。...


DECIMALとNUMERICの違い:精度、桁数、データ格納方法を比較

PostgreSQLにおいて、DECIMALとNUMERICはどちらも固定小数点数を表すデータ型ですが、以下の点において違いがあります。精度と桁数: DECIMAL: 精度と桁数を個別に指定できます。 精度: 小数点を含む総桁数 桁数: 小数点以下の桁数 NUMERIC: 精度のみを指定でき、桁数は自動的に決定されます。...


SQL SQL SQL SQL Amazon で見る



PostgreSQL: intervalを時間数に変換する4つの方法

EXTRACT() 関数は、間隔から特定の時刻要素を抽出するために使用できます。時間数に変換するには、EXTRACT(HOUR FROM interval) を使用します。この例では、1 day 2 hours 3 minutes という間隔から時間数を抽出します。結果は 26 になります。


【保存版】PostgreSQLの日付操作を極める!datediff関数を超えた多様なテクニック

datediff() 関数は、2つの日付間の差を日数、週数、月数、年数で計算します。引数として、開始日、終了日、そして計算単位を指定する必要があります。- 演算子を使って、2つの日付を引くことで、日数差を計算することができます。ただし、この方法は月を跨ぐ場合に誤差が生じる可能性がありますので、注意が必要です。