Fedora 19 で MariaDB をトラブルシューティングする
Fedora 19 に MariaDB をインストールする方法
このチュートリアルでは、Fedora 19 に MariaDB をインストールする方法を説明します。 MariaDB は MySQL の代替品として人気のあるオープンソースのデータベース管理システム (DBMS) です。
前提条件
- Fedora 19 がインストールされていること
- root 権限を持つユーザーとしてログインしていること
手順
- MariaDB リポジトリを追加する
sudo dnf install mariadb-server
sudo systemctl start mariadb
sudo systemctl enable mariadb
- MariaDB を初期化して root パスワードを設定する
sudo mysql_secure_installation
オプション
- phpMyAdmin をインストールする
phpMyAdmin は、Web ブラウザを使用して MariaDB を管理するためのグラフィカル ユーザー インターフェース (GUI) です。
sudo dnf install phpMyAdmin
- ファイアウォール設定を構成する
MariaDB をリモートホストからアクセスできるようにするには、ファイアウォール設定を構成する必要があります。 MariaDB はデフォルトで 3306 ポートを使用します。
sudo firewall-cmd --permanent --add-port=3306/tcp
sudo firewall-cmd --reload
確認
MariaDB がインストールおよび実行されていることを確認するには、次のコマンドを実行します。
sudo systemctl status mariadb
出力例:
Active: active (running) since Sat 2024-06-15 23:46:13 EDT; 1 day 22 hours ago
Unit: mariadb.service
これで、Fedora 19 に MariaDB がインストールされました。
補足
- Fedora 19 は、2013 年 6 月にリリースされ、現在はサポートが終了しています。本番環境で使用することはお勧めしません。
- 最新バージョンの Fedora を使用している場合は、上記の手順を少し変更する必要がある場合があります。最新のドキュメントについては、MariaDB 公式ドキュメントを参照してください。
Fedora 19 に MariaDB をインストールする際のサンプルコード
# MariaDB リポジトリを追加する
sudo dnf install mariadb-server
# MariaDB サービスを開始する
sudo systemctl start mariadb
# MariaDB サービスを有効にする
sudo systemctl enable mariadb
# MariaDB を初期化して root パスワードを設定する
sudo mysql_secure_installation
# phpMyAdmin をインストールする (オプション)
sudo dnf install phpMyAdmin
# ファイアウォール設定を構成する (オプション)
sudo firewall-cmd --permanent --add-port=3306/tcp
sudo firewall-cmd --reload
説明
このスクリプトは、以下のことを行います。
dnf
コマンドを使用してmariadb-server
パッケージをインストールします。これにより、MariaDB のバイナリと構成ファイルがシステムにインストールされます。systemctl
コマンドを使用してmariadb
サービスを開始します。これにより、MariaDB デーモンが起動し、データベースが実行されます。mysql_secure_installation
スクリプトを使用して、MariaDB の root パスワードを設定し、その他のセキュリティ設定を行います。- (オプション)
dnf
コマンドを使用してphpMyAdmin
パッケージをインストールします。phpMyAdmin は、Web ブラウザを使用して MariaDB を管理するための GUI ツールです。 - (オプション)
firewall-cmd
コマンドを使用して、ファイアウォールを設定し、3306 ポートへの外部アクセスを許可します。これにより、リモートホストから MariaDB に接続できるようになります。
注:
- このスクリプトは、root 権限を持つユーザーとして実行する必要があります。
Fedora に MariaDB をインストールするその他の方法
ソースコードからコンパイル
MariaDB のソースコードをダウンロードして、コンパイルしてインストールすることもできます。この方法は、最新バージョンの MariaDB をインストールしたい場合や、システムに特別な要件がある場合に役立ちます。
- ダウンロードしたソースコードを解凍します。
configure
スクリプトを実行して、MariaDB をシステムに合わせて構成します。make
コマンドを実行して、MariaDB をコンパイルします。
RPM パッケージを使用する
MariaDB の RPM パッケージをダウンロードしてインストールすることもできます。この方法は、比較的簡単で、ソースコードからのコンパイルよりも高速です。
- ダウンロードした RPM パッケージを
sudo rpm -ivh
コマンドを使用してインストールします。
コンテナを使用する
Docker などのコンテナ化テクノロジーを使用して、MariaDB を実行することもできます。この方法は、MariaDB を分離された環境で実行したい場合や、簡単にデプロイおよびスケーリングしたい場合に役立ちます。
- Docker コンテナエンジンをインストールします。
- MariaDB の Docker イメージをプルします。
- MariaDB コンテナを起動します。
使用する方法は、ニーズとスキルレベルによって異なります。
- 初心者であれば、DNF パッケージを使用する方法が最も簡単です。
- 最新バージョンの MariaDB をインストールしたい、またはシステムに特別な要件がある場合は、ソースコードからコンパイルする方法を使用する必要があります。
- MariaDB を分離された環境で実行したい、または簡単にデプロイおよびスケーリングしたい場合は、コンテナを使用する方法を使用する必要があります。
fedora mariadb