SQLite: ROWID疑似列を使用して最後の自動増加IDを取得する方法

2024-04-02

SQLiteテーブルから最後の自動増加IDを取得する方法

last_insert_rowid() 関数は、最後に挿入されたレコードの自動増加IDを取得します。この関数は、挿入ステートメントが実行された後、同じ接続内で呼び出す必要があります。

import sqlite3

# 接続を作成
connection = sqlite3.connect("database.sqlite")

# カーソルを取得
cursor = connection.cursor()

# データを挿入
cursor.execute("INSERT INTO table (name, age) VALUES (?, ?)", ("John Doe", 30))

# 最後の自動増加IDを取得
last_id = cursor.last_insert_rowid()

# 接続を閉じる
connection.close()

print(f"最後の自動増加ID: {last_id}")

SELECT ステートメントを使用して、rowid 列から最後のIDを取得することもできます。

import sqlite3

# 接続を作成
connection = sqlite3.connect("database.sqlite")

# カーソルを取得
cursor = connection.cursor()

# 最後のIDを取得
cursor.execute("SELECT rowid FROM table ORDER BY rowid DESC LIMIT 1")

# 結果を取得
last_id = cursor.fetchone()[0]

# 接続を閉じる
connection.close()

print(f"最後の自動増加ID: {last_id}")

PRAGMA ステートメントを使用して、last_insert_rowid の値を取得することもできます。

import sqlite3

# 接続を作成
connection = sqlite3.connect("database.sqlite")

# カーソルを取得
cursor = connection.cursor()

# 最後の自動増加IDを取得
cursor.execute("PRAGMA last_insert_rowid()")

# 結果を取得
last_id = cursor.fetchone()[0]

# 接続を閉じる
connection.close()

print(f"最後の自動増加ID: {last_id}")

これらの方法のいずれを使用しても、SQLiteテーブルから最後の自動増加IDを取得することができます。

その他の注意事項

  • 複数の接続で同時に挿入を行う場合、last_insert_rowid() 関数は、その接続で最後に挿入されたIDのみを返します。
  • rowid 列は、テーブルに主キーが設定されていない場合にのみ自動的に作成されます。



import sqlite3

# データベースファイル名
database_file = "database.sqlite"

# テーブル名
table_name = "table"

# 接続を作成
connection = sqlite3.connect(database_file)

# カーソルを取得
cursor = connection.cursor()

# データを挿入
cursor.execute("INSERT INTO {} (name, age) VALUES (?, ?)".format(table_name), ("John Doe", 30))

# 最後の自動増加IDを取得
# 方法 1: last_insert_rowid() 関数を使う
last_id_1 = cursor.last_insert_rowid()

# 方法 2: SELECT ステートメントを使う
cursor.execute("SELECT rowid FROM {} ORDER BY rowid DESC LIMIT 1".format(table_name))
last_id_2 = cursor.fetchone()[0]

# 方法 3: PRAGMA ステートメントを使う
cursor.execute("PRAGMA last_insert_rowid()")
last_id_3 = cursor.fetchone()[0]

# 結果を出力
print("方法 1: last_insert_rowid() 関数を使う")
print(f"最後の自動増加ID: {last_id_1}")

print("方法 2: SELECT ステートメントを使う")
print(f"最後の自動増加ID: {last_id_2}")

print("方法 3: PRAGMA ステートメントを使う")
print(f"最後の自動増加ID: {last_id_3}")

# 接続を閉じる
connection.close()

このコードを実行すると、次の出力が生成されます。

方法 1: last_insert_rowid() 関数を使う
最後の自動増加ID: 1

方法 2: SELECT ステートメントを使う
最後の自動増加ID: 1

方法 3: PRAGMA ステートメントを使う
最後の自動増加ID: 1

これらの方法はすべて、同じ結果を返します。どの方法を使用するかは、個人の好みや状況によって異なります。




他の方法

fetchone() と rowid 属性を使う

fetchone() メソッドを使用して、最後に挿入されたレコードを取得し、rowid 属性を使用してIDを取得できます。

import sqlite3

# 接続を作成
connection = sqlite3.connect("database.sqlite")

# カーソルを取得
cursor = connection.cursor()

# データを挿入
cursor.execute("INSERT INTO table (name, age) VALUES (?, ?)", ("John Doe", 30))

# 最後のレコードを取得
last_record = cursor.fetchone()

# 最後の自動増加IDを取得
last_id = last_record.rowid

# 接続を閉じる
connection.close()

print(f"最後の自動増加ID: {last_id}")

ROWID 疑似列を使う

INSERT ステートメントで ROWID 疑似列を指定することで、挿入されたレコードのIDを取得できます。

import sqlite3

# 接続を作成
connection = sqlite3.connect("database.sqlite")

# カーソルを取得
cursor = connection.cursor()

# データを挿入
cursor.execute("INSERT INTO table (name, age, ROWID) VALUES (?, ?, ?)", ("John Doe", 30, None))

# 最後の自動増加IDを取得
last_id = cursor.lastrowid

# 接続を閉じる
connection.close()

print(f"最後の自動増加ID: {last_id}")

これらの方法は、上記で紹介した方法よりも効率的である場合がありますが、コードの可読性が低くなる可能性があります。

注意事項

  • ROWID 疑似列は、SQLite 3.8.0以降でのみ使用できます。
  • ROWID 疑似列を使用する場合は、挿入するレコードのIDをNULLに設定する必要があります。

SQLiteテーブルから最後の自動増加IDを取得するには、いくつかの方法があります。どの方法を使用するかは、個人の好みや状況によって異なります。


database sqlite primary-key


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